2010年11月のニュース
■2010/11/29 NEW
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動画ワークショップ開催のお知らせ
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概要
今回「動画職ワークショップ」と題して、職業として動画マンから始めアニメーターを目指す人たち向けの講座第二回を開催します。

このワークショップは会社やスタジオに入社した時点で、プロとしての動画仕事がこなせることを目的としたものです。

スタート時点で学校だけでは学びきれないプロとしての基本的な技術や考え方、リアルな話などを通して、実際の現場の息使いを感じられれば、実際に現場に飛び出した後でもずいぶん違ったものになってくるハズです。

今回の講座では、商業アニメーションの現場でアニメーターの初歩である「動画」という工程が実際にどのような事をやっているのか、動画に必要な知識、技術、考え方などを実際にプロの第1線で活躍しているマッドハウススタッフのベテランアニメーターよりお伝えします。

今回は動画から始まるアニメーターとしての講座ですので、原則動画作業工程を中心とした講座になる予定です。

他の作業工程についての説明は動画に必要な範囲にとどめる予定です。

開催要領
ワークショップ開催に関しての詳細は以下の通りです。
■開催時期

2011年1月より開催。

計8回を予定。毎月土曜日開催を予定します。
詳しい日にちについては、確定次第ご案内いたします。

■開催場所 MADHOUSE本社にて行います。
■対象となる方 将来アニメーターとしてやっていきたいと望む方
採用活動のタイミングでなくても大丈夫です。
■講習内容

前回開催時の内容は以下の通りです。あくまで参考です。
今回の内容は8回に短縮されますので変更もございますのでご了承ください。

第1回〜第3回
ふり向き、目パチ、口パクなど

第4回〜第6回
なびき、歩き、走り

第7回〜第9回
俯瞰での動きなど

第10回
実際の動画素材を使用しての練習
(予定ですので、状況により変更の可能性もあります)

なお、全10回を修了された方にはご自身で描かれた作品をマッドハウスにて映像化し、DVDにてお渡しいたします。
自身の作画が映像化されるとどのようになるのかお楽しみください!

■お持ち頂くもの ライトテーブル、作画を行うための筆記用具、タップ、目玉クリップ
■講習費用 お一人さま7,000円/回に変更します。
(各回にて参加当日現金にてお支払下さい)
※就職活動ではないので私服で結構です。
受講者募集要項
今回の動画職ワークショップを受講希望される方は以下の要領でお申し込みください。
折り返し、担当者よりご連絡させていただきます。
■お申込書類 簡単な顔写真貼付の履歴書(フォーマルな形でなくても結構です)
御自身で描いた簡単な作品(形態及び作品点数等自由)

※ただし作品はA4のサイズ以下でお願いします。
■御送付先 〒164-0012 
東京都中野区本町3-23-3 新中野AM1ビル3F
株式会社 マッドハウス 総務人事
■お問合せ先 株式会社マッドハウス 総務人事
info@madhouse.co.jp
TEL:03-5308-3960
 
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■2010/11/13  
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Continuation of the Production of Satoshi Kon’s Animation Feature Film, Dreaming Machine
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This is to announce that Madhouse Inc. (Nakano-ku, Tokyo, CEO: Masami Ochiai) will continue with the production of the animation feature film, Dreaming Machine.

The director of this film, Satoshi Kon, regretfully passed away on August 24th this year after a battle with pancreatic cancer at the young age of 46. Mr. Kon was working on the production of Dreaming Machine, which was to be his next feature film, at the time of his death. He had already posted details of the setting and characters of this movie on his official website, and his fans from not only Japan but also all over the world were eagerly awaiting its release when he finally succumbed to his illness on August 24th. Although we had doubts over our ability to complete the production of the movie in the early stages, the overwhelming number of enquiries and warm support we received from so many people decided us to reactivate the production process, and we are currently working hard to see the movie through to completion. We therefore hereby announce that we have restarted production work under the direction of a substitute director while ensuring that we maintain the true intentions of Mr. Kon, for not only the fans from around the world who were eagerly awaiting its release, but also for Satoshi Kon himself.

Story, Screenplay, and directed by: Satoshi Kon
Associate director and Co-animation director: Yoshimi Itazu / Co-animation Director: Toshiyuki Inoue
Music: Susumu Hirasawa
Producer: Masao Maruyama (Madhouse Inc.)
Production: Madhouse Inc.
Date of Release: To be announced

Dreaming Machine:
An SF movie set in the distant future in which humans no longer exist, staring an electronic robot named Ririko and the robot she created, Robin. A heartwarming story that is sure to touch the hearts of all “humans,” from children through to adults.
The storyline is comparatively simple, concerning the concept of life itself generating dreams and objectives, and it carries a deep message relating to the potential that all humans are invariably instilled with. (Further details are available on the official website: http://yume-robo.com/)

Profile:
Satoshi Kon: Debuted as a manga artist in the Young Magazine (Kodansha) in 1984 while studying at the Musashino Art University. His first chance of working on the production of an animation film came via the artistic movie Roujin Z. His first feature film as a director was released in 1998 under the title of Perfect Blue. Subsequent works included Millenium Actress in 2002 and Tokyo Godfathers in 2003. Both of these works were invited to give screenings at various film festivals throughout the world, and they were highly acclaimed both at home and abroad. His first TV series, Paranoia Agent, was announced in 2004, and his movie Paprika (based on a story written by Yasutaka Tsutsui,) which was released in 2006, was one of the official movies shown in the Competition category at the Venice Film Festival.

Yoshimi Itazu: Having worked as an animator and animation director on Satoshi Kon’s Paranoia Agent in 2004, he then became the chief animator for his 2005 release, Paprika. He was the overall animation director for Mitsuo Iso’s TV series, Coil: A Circle of Children, in 2007. The production of Dreaming Machine will provide him with his first opportunity to become involved with character design. A rising star that the industry welcomes.

Toshiyuki Inoue: A freelancer who worked for Studio Junio after graduating from college. A member of the Japan Animation Creators Association (JAniCA.) He has been involved in the production of many epoch-making Japanese animation movies, including Akira, Kiki's Delivery Service, Memories, Ghost in the Shell, Jin-Roh and Innocence. He was greatly trusted by Satoshi Kon, and after working as the animation director for Millenium Actress, he also became an indispensible member of the production teams for Tokyo Godfathers, Paranoia Agent and Paprika.

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■2010/11/12  
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マッドハウス、今 敏(こん さとし)監督
長編アニメ映画『夢みる機械』制作続行のお知らせ
〜マッドハウス制作、今監督待望の次回作品〜
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株式会社インデックス・ホールディングス(本社: 東京都世田谷区 代表取締役会長兼社長: 落合 正美 以下、インデックスHD)の子会社で、アニメーション制作を手がける株式会社マッドハウス(本社: 東京都中野区 代表取締役社長: 落合 正美 以下、マッドハウス)は、生前の今 敏(こん さとし)監督が次回作として取り掛かっていた長編アニメ映画『夢みる機械』の制作を再開いたしましたのでお知らせいたします。

【『夢みる機械』について】
今年8月24日に膵臓癌(膵癌)により46歳の若さで他界したアニメ監督、今 敏(こん さとし)。その今監督が生前、次回作として制作に取り掛かっていたのが長編アニメ『夢みる機械』です。既にホームページ等で監督自ら設定やキャラクターを発表しており、日本のみならず世界中のファンがこの作品の完成を待望しておりましたが、今年8月24日、今監督は46歳で人生に幕を閉じました。その後、制作続行不可能とも思われた時期もありましたが、たくさんの方から本作品の制作に関してのお問い合わせや暖かい応援の声を頂き、この度、改めて制作体制を整え、再び本作品の完成に向けて走り出すことになりました。待ち望んで頂いている世界中のファンの方々のため、そしてこの作品の完成を誰よりも熱望していた今監督のために、監督の意思を継ぎ、監督代行の下、制作を再開することをご報告申し上げます。

原作・脚本・監督:今 敏
監督代行・作画監督:板津 距(いたづ よしみ)/共同作画監督:井上 俊之(いのうえ としゆき)
音楽:平沢 進
プロデューサー:丸山 正雄(マッドハウス)
制作:マッドハウス
公開:未定



■『夢みる機械』作品概要
生きるものがいなくなった遥かな未来、電気ロボットのリリコと彼女が作り出したロボット ロビンを主役にした 子供から大人まで 多くの“人間”の心に響く感動のSFエンタテインメント。
本作では「生きることによって目的が生まれる」という至ってシンプルかつ 人間なら誰もが持っている可能性をめぐる深いメッセージが核となる。(詳細は公式サイトご参照 http://yume-robo.com/ )

■プロフィール
今 敏:
1984年武蔵野美術大学在籍中、「ヤングマガジン」(講談社)にて漫画家デビュー。漫画制作の一方で『老人Z』に美術設定としてアニメーション作品に初参加。1998年、初の監督作となる長編『パーフェクトブルー』が劇場公開。2002年に『千年女優』、2003年には『東京ゴッドファーザーズ』を発表。いずれの作品も世界各国の映画祭に招待され、国内外で高い評価を受けた。2004年には初のTVシリーズ『妄想代理人』を発表し、2006年公開の映画『パプリカ』(筒井康隆原作)はベネチア映画祭のコンペティション部門に正式出品された。

板津距浴F
2004年『妄想代理人』で今監督作品に原画、作画監督として参入後、2005年『パプリカ』でもメイン原画マンとして参加。2007年には磯光雄監督のTVシリーズ『電脳コイル』にて総作画監督を担当。今回初のキャラクターデザインを務める。業界期待の新鋭。

井上俊之:
専門学校からスタジオジュニオを経て、現在はフリー。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員。『AKIRA』、『魔女の宅急便』、『MEMORIES』、『GHOST IN THE SHELL』、『人狼』、『イノセンス』など、日本のアニメーションのエポックとなる作品に多数携わる。今監督の信頼も厚く、『千年女優』で作画監督を務めて以降、『東京ゴッドファーザーズ』、『妄想代理人』、『パプリカ』と、なくてはらならない存在として参加している。

■マッドハウスについて
1972 年の設立以来、『幻魔大戦』、『獣兵衛忍風帖』、『メトロポリス』、『VAMPIRE HUNTER D』、『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』、『ピアノの森』、『時をかける少女』、『カードキャプターさくら』、『花田少年史』、『BECK』、『MONSTER』、『NANA』、『DEATH NOTE』など、数多くのアニメーション作品を作り上げてきたマッドハウスは、国内外において数々の賞を受賞、非常に高い評価を得ています。
マッドハウスのクリエイターが作り出す、Made in Japan のアニメーションの魅力・実力を今後も全世界のファンに向けて展開していきます。

*本文中に記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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