ツール・ド・信州2002レポート
 
 
順位表 
 
 

2002年10月13日、スタジオジブリ主催のロングツーリング『ツール・ド・信州2002』が開催されました。東京・調布市から長野県のJR信濃境駅までの約150kmを駆け抜ける『ツール・ド・信州』、第1回〜第5回まで、我が「A.B.C」メンバーの高坂希太郎氏が、怒涛の5連勝を達成しております。第6回となる今回のツール・ド・信州2002、高坂氏の6連覇成るか、はたまた思わぬ強敵にその牙城を切り崩されるのか… 自転車ファンならずとも興味深々、さっそくレポートいたします。 

 
 
         

 
     
   
ミーティング中。皆様真剣な表情です。
     
こんなん作りました。ルート案内板

 

 
午前6時ジャスト、スタート・・・といっても全車一斉スタートは危険なので、10台づつ1分間隔でのスタートです。タイムレースなので、先行グループを無理に追い抜く必要はありません。
   

昨年の(いや,毎年の)覇者、高坂氏は第1グループのトップスタート。ちなみにA.B.C.のサポートチームは準備に手間取り大遅刻、以降トップグループのはるか後ろから追いかけることとなりました。なさけねー。

 

スタートから日野橋付近までは、多摩川沿いのサイクリングロードを走行します。クルマはいませんが散歩中の歩行者にご注意!

             

    国道20号線を走り、JR高尾駅を過ぎると、最初の難関・大垂水峠に差し掛かります。ここでネを上げるようでは完走はおぼつきません! とは言え無理は禁物。  

 

           
  大垂水峠の下りで勢いをつけ、相模湖を左手に眺めつつ(あまり見えませんが)、比較的ゆるやかなアップ・ダウンで市街地を抜けると山梨県に突入。当日は連休中の為、道路はそれなりに渋滞していましたが、自転車には全く関係ありません。
           
 

第2の難所、笹子トンネル。といっても敵は勾配ではなく、クルマ。車道と歩道が分かれていないので、大型バスやトラックに追い抜かれると、カナリ怖いです。排気ガスもしんどいし... ドライバーの皆様、安全運転、よろしく。

           
  勝沼インターを過ぎると、道は片側2車線、路肩も広くなるので走りやすくなります。道沿いのコンビニで休憩も可。
             

 

 
 

韮崎に入ると間もなく20号線に別れを告げ、県道17号線〜七里岩ライン〜を走ります。A.B.C.サポートチームは分岐手前に給水ポイントを設置。意地でもトップグループより先行すべく、大月ICで中央自動車道に上がって爆走、ポイントを設置してヤレヤレ一服と思った矢先、トップの高坂氏が余裕の笑みを浮かべて通り過ぎていきました。

←「早ーよ、速すぎるダヨ!!!」

 

             
 

国蝶"オオムラサキ"で有名な日野春を過ぎると長坂町。県道17号線はJR長坂駅手前で左に折れます。そのまた手前に17号線沿いで唯一(たぶん)のコンビニがあり、選手の大半はこちらで大休止。道の反対側には酪農試験場があり、牛さんが「モオー」。のんびりとした雰囲気に思わず瞼が重くなります。こらこら食べてスグ寝ちゃいけません。

 
           
  艱難辛苦の道をひた走り、やってきました小淵沢。ここを越えれば長野県! ルートは最後の登り坂!! 県道17号線は小淵沢ICへと登っていきますが、選手達はその手前で左に折れ、境方面へと向かいます。向かうはずなのですが、IC方面に直進してしまった方もいらっしゃったようで・・・ ホント、登り坂が好きな人達ですね。
 
           

 

 

ゴーーーール! 一着は、やはりと言うか、当然と言うべきか、高坂希太郎さんであります!! タイムこそ昨年より遅いものの、2位に15分もの差を付け堂々の一着でありました。ちなみに、ゴールインの時点では、タイム計測担当のM氏以外、誰も居なかったとのこと。更に、M氏のデジカメがバッテリー切れの為、写真すら撮れませんでした。6連覇の偉業を達成したというのに、何と寂しい幕切れか... イエイエ、今年はトップ賞として金一封が用意されておりまして、昨年までとはまた違ったヨロコビに浸る、高坂氏でありました。 

 

   
       
   
  
 

 チームA.B.C.(マッドハウス)はなんと全員完走! おめでとうございます。

信濃境駅をバックに記念写真。この後、本日の宿にて反省会という名の大宴会が催されたことは、言うまでもありません。

皆様、お疲れ様でした。