① 作品へのご感想をお願いします
今後我々が向き合うであろうAI技術がここまで描かれている事には驚かされました。
AIと人、人と人との関わりを見ていて、人の心というものを、ものすごく考えさせられる作品だと感じました。
② AR現場はどのような雰囲気でしたか?
スタッフも役者も意見を出し合えるいい現場だったと思います。
山田先生もディスカッションに参加していただけて、且つ柔軟に対応していただけたので非常にスムーズに収録を進められました。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
AI技術は発展のスピードもクオリティも驚くようなものになりつつあります。上手く付き合っていければ作業効率は上がっていくのだろうと思います。
これは映像だけに限らず、音の世界でも同様です。
某映画のように争う事なく、人間とAIのいい面をプラスしていけるように考えていけるといいですよね。
ただ、人の感情・想いは負けたくないですかね。
① 作品へのご感想をお願いします
作画していた頃はAIへの関心はそれ程無く遠い未来の事と思ってましたが最近毎日の様に目にする単語となり、劇中の様にまだ人を写し触れる存在は身近にはいませんが、形あるもの無いもの、存在する個をどう認めるか否定するかを友人関係に悩むようなレベルで考える世界が来るのかなと、AI問題が提議される度本作を思い出します。
② デザインをするにあたりこだわった部分を教えてください
キャラクターの性格や日常の生活を想像しながら描くよう心がけています。
なるべくメインキャラクターのデザインに寄せるよう努力してますがあまり上手くは寄せれて無いです、すみません。
劇中劇の回は好き勝手やらせていただきました。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
最近実写や3DをベースにAIでアニメ調にしたものを見かけますがよくできてますよね。
私はイラストの仕事もしてるのですが、そちらでも商業ではまだメインでは無い様ですが、個人作品、広告やイベント等のメインビジュアルにAIで出力された絵を目にします。
AIを使って表現される方でAIイラストレーターと名乗る方を見受けられますが、今の段階では大半の方はイラストレーターではなくディレクターに近いのかなと私は考えてます。
アニメに関してもそれぞれの技術をAIが補うことにより、絵は描ける大勢の人間は不要になり、表現したいビジョンがはっきりある監督や演出家など少数の人間だけで作る様になるんじゃ無いのでしょうか。
いつかは私の仕事もAIに取って代わられ不要となるかもですが、現段階では歴史や空気感、様々な要素を「これで良いんじゃない」じゃなくて「これが良い」を設定化するのはAIより自分の方が描けてると思うので、もうちょいこの仕事でやっていけるんじゃ無いかなと楽観的に考えてます。
① 作品へのご感想をお願いします
未来を題材にした仕事は、廃墟だったり暗めの世界観が多いですが、原作は人工知能・ヒューマノイドが当たり前に同居する世界を、ごく自然に丁寧に描かれていて、とても引き込まれました。
② 美術ボードを作るにあたりこだわった部分を教えてください
質感はあるけれど控えめに、無機質っぽく色数や幅も抑えめに。キャラの芝居の前に出ないように心がけています。
夕方の時間経過が、ほかのアニメ背景に比べて、差が少なく穏やかな変化なので、外も室内も、太陽光を受けた色合いがキャラの心情に添うようにできたらよいな、と思っています。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
洞窟壁画、フェナキストスコープからはじまって、技術は常に進化変化して“いつも過渡期”と思っているので、絵が動くんだよね、という素朴なときめきを共有できるスタッフがいてくれたらそれで良いかな。
① 作品へのご感想をお願いします
SFでありながら、人間くさい感情が交錯しているのがおもしろいと思いました。
② 美術設定を作るにあたりこだわった部分を教えてください
監督のラフスケッチを見て思ったことですが、 都市が発展している未来ではあるが、いわゆるSFっぽい建物やものばかりではなく、逆に今の日本の都市より緑が多かったり、昔のままの地域があったり、でも全体的にみると、それぞれ機能的だったり、やっぱり未来なんだなあと感じるような世界観が出来るといいなと思いました。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
それでもやっぱり人間が作るものの方がおもしろいと信じてます。
① 作品へのご感想をお願いします
原作を拝見した時の最初の感想として、AIと人が共存する社会が実現したら各エピソードにある諸問題が浮き彫りになるだろうなと、とても興味深く感じました。読み進めるうちにやはりこれは、今問題になっている人種や性別などの諸問題とは異なった第二、第三の新しい社会問題を提起している作品だと確信しました。
各話、必ずしも明快な解決がされないエピソードもありますが、そうだとしても人間(AI?)賛歌な作品だと思いました。
② 美術設定を作るにあたりこだわった部分を教えてください
人間とAIが共存する近未来の作品ですので、原作が持っている現代と地続きの“未来”を感じられるようにしたいと思っていました。現代のモダンな建築要素を取り入れつつ、例えば学校などは逆にクラシカルな印象を強く残そうなど、進歩と停滞をテーマに考えていました。また医療機器に関しては大分未来的なカタチに進歩させようと考えました。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
映像は色々な要素が絡み合った総合的なものなのでAI単体で作ろうとすると、AIがとても疲れてしまうかもしれませんね。でもヒトの補助としてイメージの提案やカットの提案など我々制作側を手助けしてくれる未来がすぐそこにきてるのかもしれないと思っています。
① 作品へのご感想をお願いします
サイクロングラフィックスではOP映像とモニターグラフィックス・3DCGを担当させていただきました。原作が大好きで、非常に興味のある作品なので、アニメ制作に関われてとても嬉しいです。
② 制作にあたりこだわった部分を教えてください
モニターグラフィックスでは、インプラント表現を、リアリティを感じられるように気をつけてデザインしました。ゲーム画面は実際のゲームエンジンUNREAL ENGINEで作ったり、他にも沢山、新しい手法で表現を模索しています。
オープニング映像は、原作の世界観と楽曲が共鳴できるよう、丁寧に作るよう心がけました。テーマは原作に感じた、「懐かしさ」と「新しさ」です。CGは、オープンソースのBlenderで作っています。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
アニメがAIでもっと楽に作れるようになったら、遊べる時間が増えて嬉しいなぁ…。そんな未来が来るといいなぁ。
① 作品へのご感想をお願いします
とてもタイムリーな話だと思いました。一昔前だと映画の話みたいな内容だったのに、現実とかぶってきてる部分もあって山田先生の先見の明は凄いなと思いました。
② デザインをするにあたりこだわった部分を教えてください
実は須堂だけ目の中のハイライトがないキャラクターなんです。ですので、色が着いた段階で、なるべく悪い印象にならないように気を遣いました。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
アニメーション制作という意味では楽になるかもしれません。でも、核となる部分は、まだ人間の方が舵を取らないといけないだろうと思います。
とはいえ、近い未来に取って代わる存在になるんじゃないかと内心ビクビクしてます。
① 作品へのご感想をお願いします
「本当によくできた原作だなあ!」がすべてです。専門的なアイデアと誰にでも理解できる情感が奇跡的に両立していて……。作品の「メジャー感」にやられました!
② アニメ化するにあたり心がけた点を教えてください
原作のエピソード群をどのような組み合わせで・どのような構成で見せていくのか。慎重に打ち合わせを重ねて、そこに“意味と価値”が生じるよう心がけました。そうした構成も含めて山田先生には欠かすことなく会議にご参加をいただき、設定から表現のニュアンスまで、適確で心強いアドバイスをいただきました。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
うーん難しいですねえ……。ただ「それでも未来はきっと明るいよ」という希望と優しさが『AIの遺電子』の基調だと思っています。ぼくもそれを信じてみます!!!
① 作品へのご感想をお願いします
“近未来を舞台にしたSF作品”と書くと大げさに聞こえますが、内容はいたって普通の日常生活の延長線上に有る、近未来に起こりうる物語です。
見て頂いた方の心に少しでも何かを残せると嬉しいです。
また、この作品は原作の山田先生と共に作り上げたイメージの強い作品になりました。原作には無い新しいアイデアを沢山出して頂き、やり取りできた事が楽しかったです!
② 制作にあたりこだわった部分を教えてください
繊細な心情表現は気を使いました。表情など少し変わるだけでも物語の意味を変えてしまうので、チェックを含めて大変でした。
逆にアニメなりのお遊びも盛りだくさんなので、是非楽しんでくださいませ。
③ AIが発展したら、アニメ作りはどうなると思いますか?
ボタン一つで出来ると楽で良いですね・・・それはそれで楽しみたいと思いますが、失業しちゃいます(笑)