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宍戸淳監督『はじめの一歩 Rising』インタビュー質問状
宍戸淳監督 『はじめの一歩 Rising』インタビュー質問状

Q. 『はじめの一歩』は大人気漫画が原作で、今回がアニメとしては三作目となりますが、最初に原作を読んだ時の印象はいかがでしたか?

   始めて読んだのは相当昔で、中学生の時なんです。床屋で週刊少年マガジンを開きまして。どう思ったかはもう覚えていないんですけど、その頃から今も連載が続いているということで、思い出深い作品ではありますね。

Q. 本作のようなスポーツものを手がける上で気をつけていることはありますか。

   スポーツものはルールありきなので、そこは気をつけています。ただの殴り合いや喧嘩じゃないので、適当にアクションすればいいというものではないんですね。スポーツものとしてのリアリティを持った上でのアクションにするというのが、難しいところですね。

Q. アニメならではの魅力というとどこになりますか?

   アニメとして動くからこその迫力は、出すようにしようと思っています。続編なので、一期、二期から大きく外れることはないにせよ、色々挑戦できればと。迫力を出すためにアクションシーンの空間や奥行きといったところに凝っています。そのあたりもぜひ見ていただきたいです。

Q. 本作で演出的にこだわっているところはどんなところでしょうか。

   今回は 「アクション監督」という役職を作ったんですよ。自分はあくまで作画の人間ではないので、作画も含めて演出もできる、佐藤千春さんという方にアクション面を任せているんです。そこでかなりレベルの高いものができているので、ぜひボクシングの細かい動きには注目してもらいたいですね。

Q. 宍戸監督自身が絵コンテを切られている第一話で、演出的にこだわられたところはどのあたりでしょうか?

   1話ですね。本当は一歩の対戦相手である島袋が「なんのために戦うか」という動機の部分をじっくり描いて行くのがセオリーなんですが、初回は掴みということでいきなり試合にしたかったんです。なので、前半は一歩の生い立ちをじっくり見せて、そのゆったりした流れを切り替え、後半一気にアクションでテンション高く見せる。そのメリハリを意識しましたね。

Q. ボクシングシーンをうまく見せる工夫はどんなところにありますか?

   カメラワークですね。常にカメラを動かそうという意識でやっています。FIX(止め画)はポイントでしか使わないようにして、リズムを大事にしていますね。

Q. 同時期に放送する『ダイヤのA』について、エールをいただけますか?

   ルールがあるから嘘は付けない、そんなスポーツものとしての同じ苦労を分かち合いつつ、お互いがんばりましょう!(笑)

Q. 最後に視聴者に一言いただけますか?

   放送時間は大分深い時間ですが、「夜更かしの価値あり!」です。幸い次の日は日曜日なので、時間を気にせずに見てください!

宍戸淳監督プロフィール

1976年11月8日生まれ。福島県出身。
イマジン入社後、『はじめの一歩』にて演出デビュー。『X』『ギャラクシーエンジェル』『りぜるまいん』『BECK』『モンキーパンチ漫画活動大写真』『仮面のメイドガイ』『カオスヘッド』など、数々のテレビシリーズに各話演出として参加、『超変身コス∞プレイヤー』では助監督を、『おくさまは女子高生』『彩雲国物語』『はじめの一歩 New Challenger』では監督を務めた。また、『とある飛空士への追憶』で、初めて劇場作品に監督として携わる。最新作は『はじめの一歩 Rising』。

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