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おぎにゃんと学ぼう! アニメの作り方
■番外編その1 アフレコ現場へ潜入だにゃん!(後編)
アニメ仙人
さてさて、ヘッポコおぎにゃんの代わりに師匠のおいらが、今日アフレコ現場に収録にきていた『DEATH NOTE』のキャストの方々にコメントを頂いたのねん!!
『DEATH NOTE』のアフレコを含めて
仕事で気をつけていることは何ですか?

それぞれこんなコメントを頂いたので紹介するねん!

夜神 月役 宮野真守さん
夜神月は一見クールで寡黙ですが、実は面に出さない部分では感情の起伏の多い、アツいキャラクターだと思っています。そのギャップをうまく演じわけられるよう、努力しています。また、『DEATH NOTE』にはベテラン声優の方がたくさんいらっしゃり、先輩方と演じることで新たに引き出される「夜神月の魅力」があります。アフレコ中に生まれる、ライブな芝居やそこに流れる空気感を大切にしていきたいです。

L役 山口勝平さん
演技とは「演じる技」です。常に本番がオンリーワンの演技であるように、気をつけると共に毎回技を磨いていくつもりでアフレコにのぞんでいます。何のために本番前にリハーサルがあるのか考えることは大切ですし、また、違う人間を演じるわけですから台本からセリフ以外でどれだけの情報を拾い上げ、自分をキャラクターと同じ状態に持っていけるのかも重要なことだと思います。

夜神総一郎役 内田直哉さん
『DEATH NOTE』は原作があるので、キャラクターをいかに原作のイメージに近づけるかもポイントになってきます。作品によってはアフレコ時に飛びぬけた個性を打ち出す場合もありますが、今回は生真面目で正直者である夜神総一郎の印象が原作にあるので、それを崩さないように演じることに重きが置かれます。そして、その上でさらにキャラクターに味わいが出るように、と意識してアフレコをしています。

松田桃太役 内藤玲さん
毎日新鮮な気持ちでアフレコに挑むようにしています。他の方のセリフを素直に聞き、自分のセリフをその間にポンと自然にはさめるよう、一人で練習するさいも決めつけ過ぎないよう注意しています。また、松田は視聴者の代表といった意味合いを持つキャラクターでもあります。真面目とボケをバランスよく織り込んでいきたいです。

弥 海砂役 平野綾さん
第一に、作品の雰囲気を壊さないことを気をつけています。海砂は無邪気なキャラクターなのでシリアスになりすぎないように注意していますが、だからといってバカっぽ過ぎても作品の雰囲気からズレてしまうので、バランスを取ることが重要になります。また、数少ない(笑)女性キャラクターですが、セクシーというよりは可愛らしさに比重が置かれているので、それをうまく汲んで海砂の愛嬌が出るようにいつも心がけています。

レム役 斉藤貴美子さん
「独りよがりにならない」ということを常に意識にしています。アニメーションはドラマと異なり、絵のあるところへセリフを吹き込んでいくので、ともすると絵の通りにセリフを言うことに集中しがちです。けれど、いい演技は他の方との掛け合いの中から生まれるものなので、その場の空気に溶け込んで演じるよう、注意しています。また、ベテラン声優の方の演技を見られるチャンスでもあるので、技を盗もうと頑張っています(笑)。

 

皆さん、仕事への情熱でいっぱいだったのねん。常に自分を向上させる努力を怠らないってすごいことなのねん!!
声優の皆さんありがとうございました!
次回は、音響監督の山田知明さんのお話なのねん!楽しみなのねん!
それではバーイバイなのねん!!
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