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監督のまっすーが、制作現場についてお話するよ!
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第11回 背景美術のくわしいお話
2018年6月24日

みんな、おはよう、こんにちは、こんばんはかなっ?
かんとくの、ますはらです!
今日は前回のつづきっ!背景美術のくわしいお話だよ。

はじめに美術設定を作ったね。でもそれだけじゃ、まだ背景を描くおしごとは始められないんだ。「景色の明るさや色」、例えば「夜になったら花の湯温泉の街の明かりはこれくらいかなぁ」と言ったシーンごとの明るさや色は「美術設定」をもとに、「美術ボード」で決めるんだよ。
花の湯温泉は観光地だから、「夜」の色は、都会の駅前のような明るさじゃなくて、暗めにしたほうが雰囲気でるよね、とかね。そうそう、この前お話した「色彩設計」の作業は、「美術ボード」と一緒に進めるんだよ。背景とキャラクターの色のバランスを考えて両方を決めていくんだ。ちなみに色彩設計さんはそうして決めた夜の色を「夜色(よるいろ)」と言ったりするよ。

背景美術のスタッフさんは、朝の色、夕方の色、夜の色、旅館のひなたの色、日陰の色とか、いろいろな色を美術ボードで決めるんだ。『若おかみは小学生!』で、美術ボードで決めたことは、例えば……晴れた空はおっこちゃんやウリ坊たちの元気な気分を映すように、すんだ青と水色にしよう、とか、怪しい人が春の屋にやってきたときの、今にも雨が降りそうな雷雲はおどろおどろしく暗い色にして、地面も少し灰色っぽくくすんだ色にしようとか……だったね!

ところで、花の湯温泉のモデルになったところってどこだろうね。アニメに詳しいお兄さんやお姉さんたちは、そういうアニメの見本になった場所を「聖地」とか言ったりするよ。なんだか神秘てき!ぼくも花の湯温泉の聖地に、みんなでいっしょに行ってあったかい温泉に入りたいなぁ~…!
…ふぁああ~ぁ、お風呂のことをかんがえてたら、ぼく、眠くなってきちゃった…。気がついたら、すっかり夜おそくになってたよ。そろそろお風呂に入って、電気消して寝ようっと。パチっ。

…ぐぅぐぅ…色彩設計さん、ここからは「夜色」でおねがいします…ムニャムニャ。

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