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監督のまっすーが、制作現場についてお話するよ!
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第13回 背景美術と撮影について
2018年7月29日

みんな、きょうの天気はどうかな?晴れ?雨?くもり?
おっこちゃんは落ちこんだり、なやんだりするけど、すぐにお日さまみたいにあかるくなるから、すごいよね!ぼくも毎週、おっこちゃんに元気をわけてもらってるよ!もちろん、ウリ坊や美陽ちゃん、真月ちゃんも大好き!水谷果歩(みずたに かほ)お姉さんの終わりの歌も大好きっ!

さてさて、今日は背景美術と撮影についてお話しするよ。ちょっとアニメに詳しいお兄さんお姉さん達に話すと「なんでそのふたつがセットなのかな?」と思うかもしれないね。
うーんと、そうだなぁ…、たとえば、おっこちゃんやウリ坊たちが立っている絵があるとするよ?時間はお昼、お天気は晴れていてあったかい、そんな春の屋の前の景色を思い浮かべてみて!するとどうだろう。……お日さまはおっこちゃんみたいに、きっと元気よく春の屋の道を照らしていたり、遠くの方の雲は眩しくてかすんでいるかもしれないよね。美術監督の岩瀬英治(いわせ えいじ)お兄さんが描いてくれた美術ボードをもとに描いた背景を、さらに撮影さんがきれいにしてくれたよ。お出かけするときにお姉さんたちがお化粧するみたいに、撮影さんもおっこちゃんや背景美術をテレビに出る用に、きれいに「おめかし」や「お化粧(けしょう)」をしてくれてるんだ!ほかにも、おっこちゃんの髪の毛の、きれいな滑らかな色合いとか、ホッペの色のふんわりしたボカシぐあいなど。これらは撮影さんがやってくれているんだ!『若おかみは小学生!』では、よーく見ると、ユーレイだからウリ坊は足の方が半分透けてて、ちょっとあったかい黄色っぽい色になってるよ。おんなじユーレイでも、美陽ちゃんは女の子だから、半分透けてて、ちょっとピンク色になっているね。これを撮影さんにぼくが説明して「コレコレこういうふうにしたいからイイかんじにして!」って言ったら「おっけー!まかせてっ!」って撮ってくれたんだ!
『若おかみは小学生!』の撮影は、撮影監督の渡辺有正(わたなべ なおたか)お兄さんと大久保益野恵(おおくぼ みのえ)お姉さん、このふたりに加えてお手伝いの人がかわりばんこに1人、合わせて3人でいっつも撮ってるんだ!ほかの作品はもっと人数いるのがふつうなんだけど、少ない人数でもいっしょうけんめいがんばってくれたよ。毎週みんなにかわいくてきれいなアニメ『若おかみは小学生!』を届けるためにね!

いっしょうけんめいと言えば、おっこちゃんがいっしょうけんめい考えて作った露天風呂プリン、おいしそうだったなぁ。露天風呂プリン食べたいなぁ…。プリンのこと考えたら、ぼく、またおなかがすいてきたよぅ。そろそろごはんにしよっと!
そうだ、プリンでおもいだしたっ!次回は撮影さんのつづきのお話をするね!またね~っ!

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