[映画:若おかみは小学生!]イントロダクション

春の屋には、たくさんの出会いが待っていた!両親を亡くした[おっこ]が修業するのは、不思議な仲間たちがいるおばあちゃんの宿 累計発行部数300万部超の大人気児童文学の決定版、ついにアニメ映画化!

2003年の第1巻発表から現在まで、女子小学生を中心に愛され続けてきた児童文学、講談社青い鳥文庫の代表的作品「若おかみは小学生!」シリーズ。全20巻のシリーズに加え、番外編やスピンオフ、コラボレーション作品が次々と発表されるなど、本編完結後もその人気は衰えていない。物語は交通事故で両親を亡くした少女・おっこ(関織子)が、老舗の温泉旅館「春の屋」を経営する祖母に引き取られ、若おかみ修行をしながら自立・成長していく、笑いあり涙ありの王道のストーリー。 劇場版の監督を手掛けるのは、数多くのスタジオジブリ作品で作画監督を務め、『茄子 アンダルシアの夏』以来15年ぶりの劇場公開作を手掛ける、高坂希太郎。主人公おっこの声を演じるのは、小林星蘭。現在放送中のテレビアニメ版でもおっちょこちょいだけど明るく元気なおっこを巧みに演じ好評を博している。劇場版でもその溌剌としたキャラクターはそのままに、シリアスなシーンも見事に演じ、喜怒哀楽感情豊かなおっこが誕生した。また、テレビシリーズに引き続き、松田颯水、水樹奈々、一龍斎春水、一龍斎貞友、てらそままさき、小桜エツコが作品世界を彩る。さらに劇場版ならではの豪華キャストも決定。交通事故で亡くなってしまうおっこの両親には薬丸裕英と鈴木杏樹が、春の屋に訪れるお客様、作家の神田幸水には、バナナマンの設楽統が、ある出来事からスランプに陥った占い師、グローリー・水領にはホラン千秋が演じる。また山寺宏一や、小松未可子、花澤香菜など実力派声優陣に加え、遠藤璃菜や田中誠人といった等身大の子役(声優)なども起用され、作品に広がりと深みを与えている。2018年9月、第一作発表から15年を経て、この笑いと涙の物語が劇場アニメとしてスクリーンについに登場する。

©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会